週末美術部

アート鑑賞が好きなサラリーマンのメモ。

落款ってなんだろう。

篆刻って石を彫った印章の作品は知ってましたが雅号とか、遊印とかなんだか種類があるみたいで今回まとめてみました。

ちょっと混同しておぼえてしまっていたのですが、篆刻は、石や木などに篆書を彫る行為で、落款は書画に筆者が完成の意味で署名または雅号の印を押すこと、またその署名・印を指すようで意味が違うんだそう。

まぁ、通じるので深く考えないですが。あっ、ダメですか?

落款印は書家の方が「これは私が書いた完成作品だ!責任もつよ!」と、いう証の印。

なので作品と同じようにクオリティ高く作られています。書道に全く関わりのない私から見ると、書道の良し悪しは分からないが、ただ、落款を観るのはとても楽しい〜!特有の書体もなんだかかわいいですよね。

でもって、印章の数え方ですが、一顆、二顆と数えるようです。知らなかった。日常では一本とか一個で数えてますよねー?

それらの印章には朱文印白文印があります。 文字が赤く出る方が朱文、 文字が白く出る方が白文になります。

印には何種類かあって、作品の右上に押されるのが関防印(冠冒印、引首印ともいう) これは朱文、白文どちらでも良く、タテ長のデザインが多いよう。

左下には上に白文の姓名印、下に朱文の雅号印、が押されるのが一般的。

この3つを合わせて三顆印と呼ばれ、正式ということですが、作品の調和により、一顆やニ顆だけ押す場合もあるそうです。

白文印(姓名印)は、本名ですね。フルネームとか、〇〇「印」と印の字を加えることもあるみたい。バランスの問題なのかな…。ただし、姓のみの印は使わないようです。

朱文印(雅号印)は雅号か、名を彫刻します。

遊印は、あっても無くても良く、作品とのバランスをみて押すことが多いようです。デザインの一部といったところでしょうか。

また、印にすると基本的には文字の並びが右から左になるのですが、文字数や画数のバランスによってサイズを変えることもあるみたいで、この小さな作品にも美しい表現が考えつくされていて、素敵ですね!

ちなみに、中国人の作家さんに彫ってもらったら「咲」が、「笑」になっていたんだけど、調べてみたら現代中国では、「咲」が「笑」に統合されてるからっぽい。はー、奥深い。