週末美術部

アート鑑賞が好きなサラリーマンのメモ。

水彩描くなら、紙を選ぼう。ワトソン紙。

水彩画っていわゆる画用紙をつかえばいいじゃない、と思われがちですが、違うんです。紙によってすごく仕上がりが左右されます。 ここで、え?画用紙と水彩紙って違うの?と思われた方もいるはず。

なんと、違うんです…。

画用紙は、小中学あたりで授業で使う紙。 クレヨンとか、鉛筆などで描く分にはそれほど問題ない。厚さは、薄くて材料もパルプなどが主なので安価です。ただ水彩紙と大きく違うのは紙の強度。水をつけて描いた時に、紙の表面が弱いため、何度も筆で擦っていると紙がボロボロとはがれやすいです。

水彩紙は、種類によって特徴があり、とにかく個性的。水を含んでも破れにくいものや、紙の目が細かいものから粗いものまで様々。

今回は水彩紙の中でもかなり前からある「ワトソン紙」について試してみます。 ワトソン紙は紙目がしっかりしているので水彩だけでなくパステルなどにも使うことができますね。

まず、紙色。

「ワトソン」と言われる、ちょっと黄色味帯びたナチュラルな白と、「ホワイトワトソン」というはっきり白いもの。はじめはワトソンだけだったけれども、後発でホワイトワトソンが出ましたね。グレーワトソン紙もありますが、こちらはパステルによく使われますね。 (上の顔はグレーワトソン紙に水彩で描きました。)

下地にくる色が違うと印象が変わる。 ナチュラルだと優しい、懐かしい仕上がりかな。 ホワイトだと、発色が良い。シャープな感じ。

絵具をのせた時に、ほんの少しだけ弾く感じがありますが、絵具と紙の境目がプチプチした感じで面白いです。

マスキングしてみました。

紙の表面に毛羽立ちは見られませんでした。 水彩紙の中では安価な価格帯なのであまり期待してもいけないかと思いますが、マスキングできれば、良いですね〜!

ところで、ワトソン紙には修正絵具というものが存在します。水彩の場合、基本的には紙の白さを残して表現することが多いのですが、どうしても後になって白くしたい!ということありますよね。その時に使う絵具です。

ちなみに昔、海外の水彩紙でワットマンという有名な水彩紙があったのですが、日本のメーカーがそれにあやかってワトソン(息子)にしたとかしないとか。(あやふやな情報でごめんなさい)でも、もしそうなら息子さんは立派に成長されましたねー。