週末美術部

アート鑑賞が好きなサラリーマンのメモ。

書皮。

本を借りてふと思った。何このブックカバー、かわいい。

ちなみに、こちらは上野の明正堂書店さんの書皮です。氏原忠夫さんという方の作品のようです。

書店でつけてくれる紙のブックカバー、書皮(ショヒ)と言うらしいのだけれど、このイラストがとても素敵だったのでしばらく眺めていました。

イラスト自体の味わいも非常に感動したのですが画材が好きな私としては これ、何で描いたんだろうと思ったわけです。

書皮はつけペンかな…。Gペン?(漫画描くとき使うペン)ちょっと葦ペンとか竹ペンみたいな雰囲気もあるけど…。とてもゆっくり描いたか、ひっかかりやすい紙なのか…。タッチが素敵。

しおりは、筆ペンだな!これは! 筆ペン!

…なんて勝手に想像しながら楽しんでました。

で、ちょっと描いてみました。

形はともかく、似てるタッチにはなりましたねー。

極細の筆ペンで描いたのですが、もうちょっと太めで、液たっぷりにしたら、更に近い感じになりそうです。

キャンバスのサイズについて。

キャンバスサイズあるあるですが、「6号準備してね」と先生に言われたりするのですが、6号といっても、F 、M 、P 、Sと6の前になんだかアルファベットがついています。 F6号とかM6号とか…。

ど、どういうこと…。先生、どれ選べばいいの…。

アルファベットには意味がありまして、 FはfigureのF、フィギュア、人物。 でPはpaysage、ペイザージュ、風景。 Mはmarine、マリン、海景。 それぞれ、描きやすい比率になっているとか。 まぁ、気にしている方、あまりいないかもしれませんが。

あ、 Sはsquer、スクエア、正方形。一番大きくなりますね。

どれも長辺は同じ長さなのですが、短辺が違うため、6号と言っても、全然違う印象になります。

どのくらい違うのかは、なんか、調べてみて下さいませ。(表を作ってみるのは諦めました…)

でも大丈夫、間違いなくFが一般的です。 先生の指定がないならFを準備しましょう。 万が一、指定ないのにMとかだったら、お許しを。先生のこだわりとか…。

公募展などに応募する際は、必ず要項をよく読んでみましょう。サイズを間違えてしまうと、多分、除外されちゃうと思いますので。

(ちなみに、たくさん展示される公募展では、なるべく大きい方が目立つので、Sサイズで描かれる方も多いですよね。)

あ、それと、SMって書いてあるキャンバスは、「サムホール」と読みます。まぁ、読めないですよねー。かわいいサイズです。

こちらは固定のサイズなので、M のSMとかはないです。ですが、最近、 SMの2枚くっついてるやつある?と、子供に聞かれたので、調べてみたら、W SMとかいうらしい…?ふーん。そうなんだー。

ところで、1号とか、2号とか、はたまた5号とか、キャンバスのサイズ表に書いてることがよくありますが、あまり一般的に販売してはないような…。これはなんの名残りなのかしら。 昔はあったのかなー。

夏休みだから、絵の具はどれ使おう?

久しぶりの更新です。 ブログ引っ越ししようかなーとあれこれやってたんですが、結局こちらで書いてます。 どこかで「あれ?同じ内容じゃない?」と思うブログ見かけたら、それは、きっと「あれこれ」のですね。見つけることはできないと思いますが。

さて、今回は夏休みなので学童用絵の具のお話。

学童用絵の具は不透明水彩なのですが、サクラからは「マット水彩マルチ」という商品がでています。 左から水彩絵の具、マット水彩マルチ絵の具、 アクリル絵の具です。

マット水彩マルチは水彩絵の具より付きが良くて、アクリル絵の具より付きが悪い。 乾いても水性なので、筆が洗えます。

それぞれを夏休み工作に良く使われる、ペットボトル、牛乳パック、発泡スチロールに塗ってみました。

まずは水彩絵の具。絵の具、はじいてます。 乾くとパラパラ落ちてきました。

次はマット水彩マルチ絵の具。 発泡スチロールははじいてますね。それ以外は大丈夫。

最後にアクリル絵の具。 さすが、きちんと塗ることができました。

やはり、塗りのクオリティを上げたいならアクリル絵の具ですね。 ただ、お子さんが小さくて、パレットや筆を放置しちゃうわー、というかたはマット水彩マルチで良いかなと思います。

アクリル絵の具は乾くと耐水性になるので、放置すると一番後片付け面倒になるので。

もちろん、紙に水彩画を描くなら、水彩絵の具で問題ないですよー!

水彩画紙 シリウスを使ってみた。

画用紙よりワンランク上の水彩画紙と言うことでどんなもんなんだろうと思って使ってみました。皆さんも安くて良い紙を探していますよね?

シリウスはオリオンというメーカーの紙です。無蛍光とわざわざカタログに載っているので、きっと珍しいんだろうと調べてみたら、通常は蛍光染料を使って紙の白さをだすみたいなんだけど、使ってないから無蛍光、なんですね。自然な紙の色ということですねー! そんなわけで紙の色はナチュラルなホワイト。 ウォーターフォードのホワイトと比べるとこんな感じです。 うん、優しい白。

220gのものを使います。

絵の具をのせると弾く感じもほとんどなく、素直に吸い込んでいく感じです。紙の目が細かいのでちょっとの量でたくさん塗れる感じがします。

ぼかしは、向いているのかなあ…。私の手が遅いのか、ちょっとだけ吸い込みが早い気がするんですよね。気のせいかなぁ。こんな感じ。

濡れたところに絵の具をおくとこんな感じ。

ちなみに消しゴムは大丈夫でしたがマスキングには向いていませんでした。

この紙を使ってみての感想ですが、 がっつり描く水彩には強度が足りないですが、 淡彩画などには良いと思います。 紙そのものの表面がとても上品な感じだし、目が細かいので文字とか書いても引っかからないし。なんか、かわいらしい紙でした。

塩とマスキング実践編

前回使ってみた塩とマスキングインクを試してみたかったので、何か描けるものあるかなぁ、と思って今回は水の表現をしてみます。 F6サイズのスケッチブック、ウォーターフォードホワイトを使います。

まずは鉛筆で下書きをして1番白く残したいところにマスキングインクを塗ります。

その後全体を薄い青で塗ります。おっかなびっくりなので、まーとにかく薄い。ほんとは試し塗りしないと色わからないですが、ズボラなのでしません。あーあ。

その上から青い色を筆で転々と塗って、乾いたらマスキングインクで細かい線をちょんちょんちょんと塗っていきます。 それにしてもマスキングインクが細く塗れないなぁ〜。水で少し薄めて使えるらしいのですが、このまま進めよう。

マスキングインクが乾いたらその上からまた薄く青をのせます。でもって、乾いたらまたマスキング、で青色のせましたよー。

下の方には塩を振っておきます。アクセントになるかしら。

マスキングをはがします。どこまでインクがついているかわからないところは、手で触ってみてペタペタするところをラバークリーナーでこすりとります。

こんな感じ。 すっかり飽きてきたので、なんとなく全体のトーン?を落ちつかせて魚を描いて出来上がりということにしますー。

青色はインジゴやコバルトブルー、ウルトラマリンディープ、プルシャンブルー、 ピーコックブルーを適当に混ぜたりして使いました〜。

今さらだけど、多分、性格が水彩に向いてないわ…。 自分に合った画材探しの旅は続く…。

水彩絵具と塩

水彩画の本を見ると、水彩絵の具が乾かないうちに塩を振って何か白い点々が表現できるようじゃないですか!

しかもいろんな塩を使っていたりして作家さんのこだわりが感じられるわけです。

料理が好きな人なら塩にこだわり、何種類も持っているのでしょうが、残念ながらこだわりは無いので今回は一般的に売っている食卓塩を使ってみますー。

用紙はオリオンから発売されているシリウスと言う水彩紙を使ってみました。

1つ目はまず紙を水で濡らしてから水彩絵の具をのせたもの。

瓶のまま塩を振ったので1カ所に固まってしまいましたが気にしない。

もう一つは紙に直接水彩絵の具を塗って その上から塩をふりかけたもの。

どうなることやら。 ワクワクします。

時間が経つにつれて塩の部分に絵の具が吸われていくのでしょうか白く模様が出てきます。 これは筆では表現できない模様ですねー。 ちょっと氷の結晶みたいで神秘的です。

ドライヤーでさっさと乾かしたい気持ちを抑えて自然に紙が乾くのを待ちます。

水で紙を湿らせた後、絵具を塗ったのもの。 水彩絵の具自体のぼかしもあり、微妙な混色具合も効いて、宇宙っぽい。

直接絵の具を塗った後のもの。 細かい点が表現できました。

塩が密集したところは塩の粒子と同じ位の点になり、水分が多いところは白い部分がもやっと広がってく感じになってます。(ああ、うまく表現出来なくてごめんなさい。)

塩を使うのは自分の思い通りにいかないところが面白み、醍醐味というんでしょうか。 かなり雰囲気の出る表現なので、幻想的な画面が作れそうです。

海綿を使ってみる

前回マスキングインクを使いました。 せっかくなので今回はその続き。 草むらに樹木を描き足したいと思ったので海綿を使って、ちゃっちゃと描いていきます。

海綿は自然のものなので形は様々です。

売っている状態ではカチカチです。 このままでは使えないのでまず一旦全部、水で濡らします。 ふわふわ。

水をよーく絞ってから絵の具をつけます。 もし絞りにくかったらタオルなどではさんで ぎゅっと絞ると簡単です。

まずは薄い色を塗ります。明るい黄緑。 どんなタッチになるのか分からないので心配な方は試しにいらない紙に塗って確認すると良いでしょう。

乾かします。

次に最初に塗った色よりちょっと濃いめの色をのせます。いわゆる緑。

また乾かします。

1番濃い色のせます。暗い緑。 塗る面積が狭いので海綿を指でつぶし、細くして塗っています。

乾かします。近くで見るとこんな感じ。

出来上がりです。

超簡単〜! これを手で描いたとしたら大変! なんて良い道具なんだ!

もう一つ違う使い方だと、塗ったところの色を取ること。まだ乾く前の画面に、絞った海綿をこすります。

こんな感じ。写真ぼけてますね…。

で、ふきふき。

雲っぽい。

仕上げに海綿に暗い青をつけてちょっとのせると完成ですー!

クオリティーはともかく、それっぽい表現は出来ました!

海綿は様々なサイズがあり、ボディースポンジなどの用途でも売られているので、見たことある方、いらっしゃるのでは?

画材用だと手を開いた位の大きなサイズまであります。 これくらい大きいと価格も5000円近くしますが、絵を描くなら一番小さなサイズでも大丈夫。確か500円位で買えますよ。