週末美術部

アート鑑賞が好きなサラリーマンのメモ。

夏休みだから、絵の具はどれ使おう?

久しぶりの更新です。 ブログ引っ越ししようかなーとあれこれやってたんですが、結局こちらで書いてます。 どこかで「あれ?同じ内容じゃない?」と思うブログ見かけたら、それは、きっと「あれこれ」のですね。見つけることはできないと思いますが。

さて、今回は夏休みなので学童用絵の具のお話。

学童用絵の具は不透明水彩なのですが、サクラからは「マット水彩マルチ」という商品がでています。 左から水彩絵の具、マット水彩マルチ絵の具、 アクリル絵の具です。

マット水彩マルチは水彩絵の具より付きが良くて、アクリル絵の具より付きが悪い。 乾いても水性なので、筆が洗えます。

それぞれを夏休み工作に良く使われる、ペットボトル、牛乳パック、発泡スチロールに塗ってみました。

まずは水彩絵の具。絵の具、はじいてます。 乾くとパラパラ落ちてきました。

次はマット水彩マルチ絵の具。 発泡スチロールははじいてますね。それ以外は大丈夫。

最後にアクリル絵の具。 さすが、きちんと塗ることができました。

やはり、塗りのクオリティを上げたいならアクリル絵の具ですね。 ただ、お子さんが小さくて、パレットや筆を放置しちゃうわー、というかたはマット水彩マルチで良いかなと思います。

アクリル絵の具は乾くと耐水性になるので、放置すると一番後片付け面倒になるので。

もちろん、紙に水彩画を描くなら、水彩絵の具で問題ないですよー!

水彩画紙 シリウスを使ってみた。

画用紙よりワンランク上の水彩画紙と言うことでどんなもんなんだろうと思って使ってみました。皆さんも安くて良い紙を探していますよね?

シリウスはオリオンというメーカーの紙です。無蛍光とわざわざカタログに載っているので、きっと珍しいんだろうと調べてみたら、通常は蛍光染料を使って紙の白さをだすみたいなんだけど、使ってないから無蛍光、なんですね。自然な紙の色ということですねー! そんなわけで紙の色はナチュラルなホワイト。 ウォーターフォードのホワイトと比べるとこんな感じです。 うん、優しい白。

220gのものを使います。

絵の具をのせると弾く感じもほとんどなく、素直に吸い込んでいく感じです。紙の目が細かいのでちょっとの量でたくさん塗れる感じがします。

ぼかしは、向いているのかなあ…。私の手が遅いのか、ちょっとだけ吸い込みが早い気がするんですよね。気のせいかなぁ。こんな感じ。

濡れたところに絵の具をおくとこんな感じ。

ちなみに消しゴムは大丈夫でしたがマスキングには向いていませんでした。

この紙を使ってみての感想ですが、 がっつり描く水彩には強度が足りないですが、 淡彩画などには良いと思います。 紙そのものの表面がとても上品な感じだし、目が細かいので文字とか書いても引っかからないし。なんか、かわいらしい紙でした。

塩とマスキング実践編

前回使ってみた塩とマスキングインクを試してみたかったので、何か描けるものあるかなぁ、と思って今回は水の表現をしてみます。 F6サイズのスケッチブック、ウォーターフォードホワイトを使います。

まずは鉛筆で下書きをして1番白く残したいところにマスキングインクを塗ります。

その後全体を薄い青で塗ります。おっかなびっくりなので、まーとにかく薄い。ほんとは試し塗りしないと色わからないですが、ズボラなのでしません。あーあ。

その上から青い色を筆で転々と塗って、乾いたらマスキングインクで細かい線をちょんちょんちょんと塗っていきます。 それにしてもマスキングインクが細く塗れないなぁ〜。水で少し薄めて使えるらしいのですが、このまま進めよう。

マスキングインクが乾いたらその上からまた薄く青をのせます。でもって、乾いたらまたマスキング、で青色のせましたよー。

下の方には塩を振っておきます。アクセントになるかしら。

マスキングをはがします。どこまでインクがついているかわからないところは、手で触ってみてペタペタするところをラバークリーナーでこすりとります。

こんな感じ。 すっかり飽きてきたので、なんとなく全体のトーン?を落ちつかせて魚を描いて出来上がりということにしますー。

青色はインジゴやコバルトブルー、ウルトラマリンディープ、プルシャンブルー、 ピーコックブルーを適当に混ぜたりして使いました〜。

今さらだけど、多分、性格が水彩に向いてないわ…。 自分に合った画材探しの旅は続く…。

水彩絵具と塩

水彩画の本を見ると、水彩絵の具が乾かないうちに塩を振って何か白い点々が表現できるようじゃないですか!

しかもいろんな塩を使っていたりして作家さんのこだわりが感じられるわけです。

料理が好きな人なら塩にこだわり、何種類も持っているのでしょうが、残念ながらこだわりは無いので今回は一般的に売っている食卓塩を使ってみますー。

用紙はオリオンから発売されているシリウスと言う水彩紙を使ってみました。

1つ目はまず紙を水で濡らしてから水彩絵の具をのせたもの。

瓶のまま塩を振ったので1カ所に固まってしまいましたが気にしない。

もう一つは紙に直接水彩絵の具を塗って その上から塩をふりかけたもの。

どうなることやら。 ワクワクします。

時間が経つにつれて塩の部分に絵の具が吸われていくのでしょうか白く模様が出てきます。 これは筆では表現できない模様ですねー。 ちょっと氷の結晶みたいで神秘的です。

ドライヤーでさっさと乾かしたい気持ちを抑えて自然に紙が乾くのを待ちます。

水で紙を湿らせた後、絵具を塗ったのもの。 水彩絵の具自体のぼかしもあり、微妙な混色具合も効いて、宇宙っぽい。

直接絵の具を塗った後のもの。 細かい点が表現できました。

塩が密集したところは塩の粒子と同じ位の点になり、水分が多いところは白い部分がもやっと広がってく感じになってます。(ああ、うまく表現出来なくてごめんなさい。)

塩を使うのは自分の思い通りにいかないところが面白み、醍醐味というんでしょうか。 かなり雰囲気の出る表現なので、幻想的な画面が作れそうです。

海綿を使ってみる

前回マスキングインクを使いました。 せっかくなので今回はその続き。 草むらに樹木を描き足したいと思ったので海綿を使って、ちゃっちゃと描いていきます。

海綿は自然のものなので形は様々です。

売っている状態ではカチカチです。 このままでは使えないのでまず一旦全部、水で濡らします。 ふわふわ。

水をよーく絞ってから絵の具をつけます。 もし絞りにくかったらタオルなどではさんで ぎゅっと絞ると簡単です。

まずは薄い色を塗ります。明るい黄緑。 どんなタッチになるのか分からないので心配な方は試しにいらない紙に塗って確認すると良いでしょう。

乾かします。

次に最初に塗った色よりちょっと濃いめの色をのせます。いわゆる緑。

また乾かします。

1番濃い色のせます。暗い緑。 塗る面積が狭いので海綿を指でつぶし、細くして塗っています。

乾かします。近くで見るとこんな感じ。

出来上がりです。

超簡単〜! これを手で描いたとしたら大変! なんて良い道具なんだ!

もう一つ違う使い方だと、塗ったところの色を取ること。まだ乾く前の画面に、絞った海綿をこすります。

こんな感じ。写真ぼけてますね…。

で、ふきふき。

雲っぽい。

仕上げに海綿に暗い青をつけてちょっとのせると完成ですー!

クオリティーはともかく、それっぽい表現は出来ました!

海綿は様々なサイズがあり、ボディースポンジなどの用途でも売られているので、見たことある方、いらっしゃるのでは?

画材用だと手を開いた位の大きなサイズまであります。 これくらい大きいと価格も5000円近くしますが、絵を描くなら一番小さなサイズでも大丈夫。確か500円位で買えますよ。

マスキングインクの使い方

水彩は、水彩紙の色をハイライトに使うことが良し、ってところがある気がしてならないんですが気のせい?いや、気のせいではないだろう。

個人的には、はじめから、「ここ、白く残すー!」と、決めてから描く、ちょっと計画性のいる画材だと思っています。 決して他の画材が計画性いらないわけではありませんが。

しかし、紙の白って、間違えて一度他の色をのせると、まぁ、洗ってみても、色はすこーし残るから困る。

マスキングインクって、その間違える前に紙に絵具がのらないようにする、ステキな画材なのです。

マスキングインクにもビンに入っているものやチョコペンみたいになってるもの、ちょっと前にはマーカータイプのものまで発売され、色々ですが、私はビン入りが一番使いまわせる気がするなー。 チョコペンみたいなのは、どうしてもプシュと空気が入りやすい…。練習必要かも。 マスキングインクは上澄みの固まる感じが昔、工作で使ったラテックスっぽいな…。と思ってたら、原料はやはりラテックスらしいです。 上澄み固まっても液体部分があれば使えますよ。私のはホルベインのマスキングインクですが、かれこれ、5年くらい経ってるかも。 (いつも古い道具で切ない…。)

で、使い方ですが まずは、固形石鹸に水を付けた筆をまんべんなく、擦り付け。筆が傷んでもいいように、割と安めの面相筆を使っています。

で、マスキングインクにドボン。

色を付けたくない部分に塗ります。マスキングインクが乾いたら背景を塗り潰しますー。 あ、筆はインクが乾く前に水洗い。 この石鹸の工程が面倒な方は、マスキングインククリーナーなどもでているので、そちらをどうでしょうか。使ったことないけど。

はがすときはラバークリーナーでこすりとります。写真わかりにくいですね、板状のボコボコしたゴムみたいなものを持っています。

ちょっと擦るだけでびょーんと伸びてはがせます。

きれいに塗れました。

これの応用でちょっと草っぽい表現を。 まず、空色と緑色を塗ります。 乾いたら、マスキングインクで草っぽい線を引いていきます。

マスキングが乾いたら、またその上から濃いめの緑色を塗ります。

そのあと、マスキングインクを剥がします。

その上からまた、筆で草っぽいタッチをつけて 出来上がりです。

もうちょっと練習が必要ですかね…。反省。

あ、マスキングインク使うときは、紙が大切です。表面の弱い紙なんかはインクはがす際に、紙まではがれることがあります。

マスキングインクは、ホルベインや、シュミンケ、ミツワ、ペベオなどでいろんなタイプがでています。インクに色がついていると、はがすときに見つけやすいですね。

メーカーによってもインクの食いつきが違う場合が考えられるので、持っている紙で試されることをオススメします。

水彩パレットの違いについて

水彩絵の具専用のパレットは小さい仕切りがいくつも付いていて、素材も様々。 アルミ、スチール、プラスチックなどがあります。

価格も素材によって数百円で買えるものから7,000円近くするものまであるので選ぶときに迷いますが、もしこれから水彩やってみようかな、でも自分に合うかどうかわからないな。合わなかったらやめちゃうな。と言う方はとりあえずプラスチックのパレットでよいと思います。

プラスチックパレットの利点はとにかく安価で軽いところですね。欠点は割れてしまう可能性があることと洗っても色が染み付いた感じになってしまいやすいところかな。

もし、長く水彩画を描くつもりでしたら、金属製のパレットをオススメします。 アルミ製のパレットとスチール製のパレットの違いは正直、素材と成形の差しか感じないのですがアルミは軽くスチールは重い。重い分安定感がある。アルミはスチールに比べると変形しやすいかな?といったところでしょうか。 どなたか違いがわかる方、教えてくださいー。

いずれにせよ、パレットの絵の具を入れる部分の仕切りは隣の色と混ざらないような高さがある方が安心ですし、混色する面が広い方が断然使いやすいので、屋外でスケッチをするのでなければ大きめのパレットがオススメですね。

あと、自分で持ってる色数に近い仕切りの数があるほうが良いかな?あまり仕切りの数が多い(例えば60色とか)パレットを見た記憶がないので、私のように収集しちゃう方は、2個用意するとかね…。

使う際は透明水彩の場合、絵の具をチューブから出してそのまま固めて使うのがいいと思います。でもチューブから出した色って、見ただけでは何色か判断するのは難しい…。 色名が分かんなくなっちゃうならパレットに書き込んじゃうっていう奥の手もありますね。 パレットの位置に合わせた塗り見本手づくりするのもいいかも…。

こんな感じ。

その他、デザインパレットとか( 主にアクリル絵の具やポスターカラーで使うもの)陶器の絵皿なども使うことが出来ます。

紙パレットは水でといた絵の具を弾いてしまう感じなので私は使わないのですが、紙メーカーのミューズからは水彩パレットみたいな仕切りがエンボス加工でついてるものも販売されてますね。絵具が流れて下手に混ざらないように考えられている…。発想がすごい。大人数のワークショップなんかでも重宝しそう。

ところで、古くから持っていた、W&Nのウィンザーブルー(グリーンシェード)をパレットに置いてたら、他の色とは違ってパレットに色が染みた感じになってしまったのですが、なんでだろ…。手近にクリーナーみたいなものもなかったので、試せなかったのですがメラミンスポンジでこすったら、まあまあきれいになりました。良かった。